子どもの幸せを願うのは保護者として自然な願いですね。
「幸せ」の定義は複雑でひとことで表現できないものですが、
安定した生活…平均以上の収入を得てほしいといのは重要な点だと思います。
有名大学に進学することは高収入への可能性を広げる大きなポイントになります。
となれば、こつこつ勉強を積み重ねていくことが必要です・
学力の高さは「生まれつき」ので決まるわけではありません。
仮に知能指数が200あったとしてもなにも学ばなければそもそも思考するための材料である「知識」が身に付きません。人は知識と体験を複雑に融合させながら答えを導き出すのですから。
今回は知識と実体験のなかでもとくに実体験に焦点を当てたいと思います。
実体験は学びへ向かう力を伸ばす
自主的に学ぶことが学力をつけるうえでは必要不可欠です。どんなに高額の費用をかけて通塾しても、本人にやる気がなければ身に付かないからです。
逆にやる気さえあればスタートラインが遅れていても追い抜くことは十分可能です。
ここではこの「やる気」のことを「学びに向かう力」と言っています。
「学びに向かう力」を育むには実体験は大きなポイントになります。
知識+実体験 は学びに向かう力を伸ばす
やる気のあるなしが大きく結果に表れるのが大学受験
やる気のあるなしが大きく結果に表れるのが大学受験です。成長しているので大人の言いなりにはなりません(それが普通なのでそのこと自体はなんの心配もありません)。
小学校まではまだパパママに褒められたい、パパママの喜ぶ顔が見たいと思っているので、ある程度は聞いてくれるでしょうが、中学~高校になれば親の言うことを素直に聞かないのは普通。いわゆる思春期です。
大学受験は自分との戦い。モチベーション、やる気が大きく左右されるのは当然といえるでしょう。
調査結果からみる実体験の有効性
「文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に毎年実施している学力調査」によれば、
知的刺激が満ちている場に子どもと一緒に出かける頻度が高いという結果が出ています。
- 一緒に博物館や美術館に行く
- 一緒に劇場に行く
- 定期的に図書館に行く
‥などです。
自然体験・外遊び
文化的施設はもちろんのこと自然体験も貴重です。
我が家はもともとキャンプ好き家族でしたから、
親子キャンプはもちろん、
子どもだけのキャンプや自治体開催の子ども向けプログラム、田植えや稲刈りなど、
できるだけ多くの体験をしてきました。
子どもが成長したいまは親子で同じ時間を共有できてよかったと実感しています。
これらの体験は効果がすぐに具体的な形で表れるわけではありません。
しかし、子育てがひと段落して思うのは、
子どもの頃の良き体験は、長い人生の中で醸成し、
豊かさをもたらすものであることは間違いないと感じます。
では、また次回お会いしましょう。